2018.07.07ブログ 簡易ブリッジと、当院のダイレクトブリッジの違い 抜歯後に歯を復元する方法としてメジャーなのが、両隣の健康な歯を大きく削るブリッジ、銀色のバネ(鉤) を左右の歯にかける部分入れ歯、歯を支える骨に金属のネジを埋め込むインプラントの3つです。「自分の歯を抜くことになってショックを受けているところに、インプラントを強くすすめられてうんざりしてしまった」や、「3つの治療法にどれも抵抗があって、どれにするべきかなかなか答えが出ない」という方も多いようです。 歯医者さんの中には、歯をあまり削らない「接着ブリッジ」を行なっているところもあります。歯を抜いてからインプラントを入れるまでの間や、抜歯後の傷の治りを待つ間などに利用されますが、この接着ブリッジを長期にわたって利用しているケースも散見されます。 確かに健全歯を削る量は少ないのですが、簡易ブリッジのため、スーパーボンドという、アロンアルファのような接着剤で止めてあるだけなので、見た目がきれいでなかったり、すぐに取れてしまうという難点があります。 先日偶然にも、立て続けに接着ブリッジでお悩みの患者様が来院されました。歯を削られるのが嫌でとりあえず接着ブリッジを選んだものの、見た目の悪さと脱離のしやすさで困っておられました。 他院で行われた接着ブリッジ 当院で行なった ダイレクトブリッジ 当院の『ダイレクトブリッジ』は、接着ブリッジと同じく削る量は最小限ですが、見た目の美しさと強度が両立しています。症例にもよりますが、ダイレクトブリッジを入れるときに左右の歯とのバランスを修正したり、簡単な歯並びの補正もできます。インプラントや歯を大きく削る治療に抵抗を感じる方に、大変喜んでいただいています。十数年前、私の父にもダイレクトブリッジを入れましたが、今もまったく問題なく快適に噛めています。 接着ブリッジからダイレクトブリッジに入れ替えた患者様から、「仕上がりもきれいで感謝しています。 自分の生活習慣を見直し、治療して頂いた歯を大切にしたいと思います。」という大変うれしいお言葉をいただきました。患者様と共に作り上げた作品を、患者様ご自身が天然歯と共に大切にしてくださるのは、 私にとって、とてもありがたいことです。ぜひ、日ごろのお手入れをして、治療した歯も天然歯も長持ちさせていただきたいと思っています。 前ページ 一覧へ戻る 次ページ Category ブログ 新着情報 New Article 2021.02.27ブログ メールサーバーの不具合と復旧について 2021.02.20ブログ どんな名医よりも、患者さんの気付きが健康の秘訣 2021.02.12ブログ 保険で治療したところがまた虫歯に!?虫歯の再発と変色を防ぐ『ダイレクトボンディング』 Archive 2021年2月 2021年1月 2020年12月 2020年11月 2020年10月 2020年9月 2020年8月 2020年7月 2020年5月 2020年3月 2020年2月 2020年1月 2019年12月 2019年10月 2019年9月 2019年8月 2019年7月 2019年6月 2019年5月 2019年4月 2019年3月 2019年2月 2019年1月 2018年12月 2018年11月 2018年10月 2018年9月 2018年8月 2018年7月 2018年6月 2018年5月