お口の中は非常に繊細で、微妙なかみ合わせのズレで
「顎がカクカク音がする・口が開けにくい・食べ物が歯に挟まる・
頭痛・肩こり・腰痛・高血圧・認知症・慢性関節リウマチ・
アトピー性皮膚炎・脊柱側湾症」などの症状が出たり、
運動機能や平衡感覚に不調をきたすこともあります。
かみ合わせは、ミクロン単位で歯の高さを合わせる
「咬合調整」をすると良くなります。
…が、残念ながら咬合調整を重視しない歯医者さんや、
正しい咬合調整ができない歯医者さんも多く、
前の医院で治療を受けたら食べ物が挟まるようになった、体調が悪くなった、と
患者様からお聞きすることもあります。
また、近年「咬合治療」と称して
マウスピース療法を行なう医院も増えています。
マウスピースは、装着時と外した時の2種類のかみ合わせが
一人のお口の中に混在してしまうので、
どちらのかみ合わせに体(骨格や筋肉)を合わせたら良いか分からず
バランスが取れなくなって、かえって体調が悪化することがよくあります。
また、保険では咬合調整はほとんど評価されませんが、
マウスピースなら約15,000円の売上になるのです。
そのため多くの歯科医は、お手軽なマウスピースを好むのかもしれません。
私は、20 年以上前に咬合調整による咬合治療を本格的に勉強し始め、
1年間、横浜まで通いつめました。
その内容は驚きの連続で、咬合調整による口腔内の不具合や
体調の改善には目を見張るものがありました。
横浜では、歯科大学では教えてもらえない複雑な理論と手技を学び、
今も研鑽しながら患者さんに咬合調整を行なっています。
気になる症状があればお気軽にご相談ください。
当院の咬合診断・咬合治療は、
かみ合わせの複雑さに応じて1回1万円~、時間は30分程度かかります。
2021.01.30ブログ
歯のかみ合わせ治療(咬合治療)について
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