「歯医者さんがこわい」
「歯の治療が苦手」
とおっしゃる患者さんは、過去に受けた歯の治療での『痛い!!』 経験が
トラウマになっていることが多いようです。
誰でも痛いのは絶対に嫌!ですよね。
私自身、子どものころ、歯が痛くなってからやっと歯医者さんに行き、
もっと痛い思いをして治療をしてもらっていました。
歯の治療が痛いのは、保険診療メインの医院の場合、
いわゆる薄利多売・・・短時間で多くの患者さんを治療しないと
経営が成り立たないため忙しく、手元の作業が雑で荒っぽくなりがちです。
また、時間がない、面倒くさい、支出を抑えたい、
などの理由で麻酔をしてくれなかったり、
麻酔をしてもていねいではなく、効きも不十分なうちに治療を始めてしまうので、
結局『痛い』...といったケースも多いのです。
痛みの少ない治療、無痛治療をするには、
・じっくり時間をかけて表面麻酔をすること(5分以上)。
・麻酔剤の温度を体温近くにしておく。
・麻酔の注入スピードをできるだけゆっくり(5分以上)、数回に分けて行う。
麻酔だけでここまでに最低20分必要です。
無痛治療を行うには充分な時間とていねいな施術が必須となるのですが、
これができない慌ただしい歯科医院では、痛い思いをするのもうなづけます。
こちらの写真の患者様は、歯科治療 (特に根管治療)に強い恐怖感があり、
10年近く足が遠のいておられたご様子。
『無痛治療』で当院を検索され、埼玉県から来院されました。
10年以上放置して深く大きくなってしまった 「ムシ歯」と、
過去の治療で穴をあけられてしまった「穿孔(Perforation)」が存在する、
右下の第1大臼歯(6番)の治療を行いました。
大きなムシ歯でしたが、
『治療の痛み・特に抜髄時の痛みに強い恐怖感があり、
十年もの長い期間治療を受ける事ができずにいたため、
抜歯しか選択肢がない程進行してしまっていた虫歯を本当に全く無痛で、
きれいに治療して頂き感謝しております。
本当にありがとうございました。また是非お願いしたいです。
よろしくお願い致します。』
というお言葉をいただき、私もホッと安心いたしました。
子どものころの私のように、
歯が痛くなってから、あるいはギリギリまで我慢してから歯医者さんに行く方が、
今も多いかもしれません。
歯が痛いのを我慢しながら来てくださった患者様は、
かつての自分自身だと感じます。
当院はすべての治療に無痛治療を行なっており、
診療中ウトウトされる方もいらっしゃいます。
どうぞ安心して治療をお受けいただければと思います。