「筋肉」は、運動などの【負荷】を与えることで、

年齢に関係なく鍛えることが できます。



ところが、皆さん大きな勘違いをしておられるのですが、

『歯』は、残念 ながら、年齢に関係なく、鍛えることはできません。



例えば、スポーツ選手が、「肘」や「膝」の『関節』を酷使することで、

選手寿命を 縮めてしまうことがあるのは有名です。

つまり、「筋肉」と違い、『関節』は酷使に 弱い!のです。



『歯』も同様です。



「硬い食べ物」

「噛み切るのに強い力が必要な食べ物」

「歯ぎしり」

「食いしばり」等は、 歯の寿命を縮めてしまいます。



長年のこれらの過剰な【負荷】により、『歯』には、

「欠ける」

「磨耗する」

「ヒビ が入る」

「割れる」

「動揺する（揺れる）」等の【悪影響】が出てしまうのです。



全く噛まないのは論外ですし、

20歳頃までの成長期には、『顎の骨や筋肉』の成長のために、

よく噛むなどの【適度な負荷】を与えることはとても大切ですが、

『歯』を長持ちさせるには、負担をかけ過ぎないのが正解だと思います。



特に、『神経を取った歯』・『差し歯』はもろいので、

折れたり・割れやすくなっています。



大切な家族(歯)を長持ちさせるためには、

酷使を避け、丁寧なケアをお願いいたします。