実は、一般にはほとんど知られていない、
とても重要な治療テクニックが、歯科には存在します。
40年以上前から、注目されている治療技術で、
【ミラーテクニック】と呼ばれています。
そもそもお口の中は、とても狭くて暗い!ので、
肉眼で直視できる範囲が、極めて限られています。
当然、歯医者も「歯科治療時」や「マイクロスコープ使用時」にも、
見えにくさを日々痛感しています。
奥歯・歯の裏・歯と歯の間は、『ミラー(鏡)』が無いと、ほとんど見えません。
ゆえに、奥歯・歯の裏・歯と歯の間の「虫歯」や「歯石」を発見し、
的確な治療をするために、『ミラー』が欠かせないのです。
【ミラーテクニック】とは、『ミラー』を見ながら、「鏡像を基準!」に、
狭くて暗い口腔内で、「歯科治療器具を精密操作」する治療法の総称です。
歯を削る量を必要最小限にし、歯を長持ちさせる【MI治療】には、
基本の「き」、必須の治療法です。
当然、「マイクロスコープ」を使用する際にも欠かせません!
幸い、【ミラーテクニック】に必要な器具は、「デンタルミラー」だけですから、
余計な投資は不要!です。
後は、歯科医師の絶え間無い熱意と鍛練あるのみで、
修得するのに10年以上かかると思います。
未熟な私は【ミラーテクニック】34年目にして、まだまだ修行中の身です。
ゆえに、短期間で楽して金儲けがしたい歯医者には、不人気です。
良心的な歯科医院の見分け方の一つは「デンタルフロス」ですが、
同様に、腕の良い歯科医の見分け方は、【ミラーテクニック】がポイントだと思います。
人生100年時代に備え、ますます、できる限り削らず・抜かない【MI治療】は、
重要になると思います。
「ご自分の歯」を長持ちさせたい方は、保険診療、自由診療を問わず
【MI治療】【ミラーテクニック】【ダイレクトボンディング】をキーワードに
歯医者を探し、来院前に電話で、医院の受付に
これらのキーワードを問い合わせてみてください。
適切な説明・対応ができるかどうかで、真偽のほどが明らかになると思います。