正直、「新型コロナウイルス」の友人でも親戚でもありませんが、
私も同じ惑星に住む生き物の端くれとして、
ウイルス・細菌類を含む、この惑星の生き物の本音を、想像してみたいと思います。
やはり、子孫繁栄が、人類のみならず、全ての生き物の目標ですね。
つまり、いかに多くの遺伝子(DNA)を後世に残すかは、
種の存亡をかけた熾烈な戦いなのです。
地球上には、数え切れない程の、多種多様な生き物が存在します。
その中で最大の勢力は、我々人類(ホモサピエンス)ですね。
1900年に、約16億人だった世界人口は、
20世紀半ばの1950年に、約25億人となり、
2019年の世界人口は、約77億1500万人!です。
わずか100年余りで、単一種(人類)が、これほど増加したのは、
地球46億年の歴史上、初めてではないでしょうか?
もし、宇宙人がいれば、人類(ホモサピエンス)の異常繁殖だ!と
興味深く観察しているかも知れません。
「勝ち馬に乗れ!」ではありませんが、異様に増加した人類に、
感染・寄生することは、ウイルス・細菌類にとって、
大きな繁栄のチャンス!ブルーオーシャン!でもあるのです。
そもそも、コロナウイルスは、昔から風邪のウイルスの一種です。
今回の「新型コロナ」も、数少ないコウモリに寄生していたら、お先真っ暗ですから、
変異して、異常繁殖中の人類に鞍替えしたのでしょう。
近年、問題となっている、エイズ・肝炎・O157・エボラ・インフル・SARS・・・等。
今後も、当然、新たなウイルス・細菌類が発生し、
人類は、良いカモにされ続けると思います。
増え過ぎた人類に対し、地球が警鐘を鳴らしているのでしょうか。
では、「新型コロナウイルス」に対し、私たちはどう対処すれば良いのでしょう?
医学の進歩にもかかわらず、基本的に、ウイルスに特効薬はありません。
点滴や人工呼吸器などの「対症療法」が精一杯なのです。
「ワクチン」の効果も実は限定的です。
なぜなら、安全性を重視して、ウイルスの一部分のみを模倣した「ワクチン」を
作製するからです。
実際にウイルス感染した場合と比較して、十分な免疫が得られないだけでなく、
「ワクチン」の添加物・不純物による為害作用も懸念材料です。
しかも、インフルエンザと同様、ウイルスは変異しやすいので、「ワクチン」の賞味期限(有効期間)は、当然短くなってしまいます。
ところで、「ウイルスの変異」とは、なんでしょう??
「ウイルス」が全く変貌してしまうのではなく、一部分の形態が変化するだけです。
例えば、女性(時には男性も?)の「お化粧前」と「お化粧後」を想像していただければ、分かりやすいのではないでしょうか。
Before → After で、お顔のみ別人にチェンジ!して、知人やスマホの顔認証にスルーされる状況ですね。
うちの家内も、朝起き抜けの顔を、スマホが認識してくれないと嘆いています。
やはり、『ウイルス感染」』は、身体の免疫システム(免疫力)で治すのが基本ですね!
そもそも、免疫システムとは、敵と味方を見極め守ってくれる、
私たちの身体の防衛軍です。
一度侵入して来た敵(ウイルス・細菌類)の情報(特徴)をしっかり学習・記憶して、
次回の侵入時には、直ちに臨戦態勢に入る防衛軍(免疫システム)が、
一番頼りになります。
「ワクチン」も、この免疫システムを有効活用した予防法ですね。
幸い、ウイルスに接触(感染)しても、ウイルスの量が少なければ、あまり重症化せずに治って、免疫も獲得できて、とてもお得です。
だから、侵入ウイルスを減らす!ために、「手洗い」と「顔を触らない」のは、とても重要です。
戦国時代に例えるなら、敵の数(ウイルス)が少なければ、じっくり戦略を練り、持久戦に持ち込んで、反撃(免疫)の準備も可能です。
一方、敵の数(ウイルス)が圧倒的多数ならば、なす術も無く、一気に攻め込まれて滅ぼされてしまいます。
では、大切な私たちの身体の防衛軍(免疫システム)の力を、最大限に発揮してもらうには、どうしたら良いのでしょうか?
老若男女を問わず、十分な睡眠・休息・栄養 は不可欠です。
『発熱』は、ウイルスを殺すための、生体の防御反応!です。
安易に解熱鎮痛剤(NSAIDS)を服用すると、病気が悪化・長期化します。
タバコは、感染リスクと重症化リスクを大幅にアップ!させますので、この機会に禁煙!をお願いします。
お酒も控えめでお願いします。
マスメディアは、高齢者を悪者扱いしているようですが、
老若男女を問わず、免疫力・回復力には、非常に大きな個人差!があります。
例えば、連日オールナイトで盛り上がり、飲酒・喫煙やり放題の若年者と、
日々健康的な生活を営む高齢者とでは、どちらの免疫力が低下しているでしょうか?
ただし、持病(基礎疾患)をお持ちの方は、不用意に多数の薬剤が処方されている可能性が高く、薬害等により、免疫システムの更なる低下が懸念されます。
くれぐれもご注意願います。
ちなみに、「新型コロナウイルス」の検査法(PCR法)の信頼性は、
約70%しか有りません。つまり、約30%の検査結果はウソになります。
ジャンケンで、負ける確率と大差ありませんね。
それなのに、検査・ワクチン・治療薬を、マスメディアは、
盛んに強調する傾向にあります。
スポンサーである製薬関連企業へのゴマスリでしょうか。
コロナ騒ぎで、焼け太りのマスメディアと、給料の減らない政治家と公務員以外は、風評被害で大変な状況です。
未知な事象に対して、極度の不安を感じるのは、人類の性(さが)かもしれません。
歴史を紐解いても、人間の不安心理が暴走し、人種差別・民族迫害(ホロコースト等)が
繰り返されてきました。
使い古された表現ですが、宇宙船地球号の乗組員は、人類だけではありません。
多種多様な生物との共生を、考える良い機会ではないでしょうか。
ところで、私の免疫学関連の拙い実績として、
根管滲出液中のサイトカインの一種、
IL-1αとIL-1βの存在を1989年に世界で初めて報告(日本歯科保存学会誌)。
後日、松尾 敬志 先生(日本歯科保存学会前理事長、徳島大学名誉教授)と共著で、国際的医学雑誌 J. Dental Research に発表。