歯にすき間があいている(すきっ歯)、
歯がハの字に開いている、
歯のねじれ(捻転)、
出っ歯
など、子供のころから歯並びが気になっていたけれど、
治療を受けるチャンスがなくて今もコンプレックスを抱えている、
という方は意外に多いようです。
大人になってから歯列矯正しようと思っても、
長期間(場合によっては数年にわたって)矯正装置を付けていないといけない。
矯正中に痛みが出たりムシ歯になりやすくなる。
矯正前に健康な歯を数本抜いてしまうケースも多く、
費用もかなり高額。
矯正がやっと終わっても、歯並びが戻ってしまうこともある...など、
デメリットと感じることも多々あります。
下の写真の患者さんは、約10年前からずっと
「すきっ歯」「歯並び(ハの字)」「歯の捻れ(捻転)」「左上の出っ歯」が
気になっておられたそうです。
矯正歯科を含む他の歯科医院4件に行かれましたが、
「治療は不可能です」という診断を受けたとのことでした。
「歯を削らず」「短期間の」治療をご希望で、
当院のホームページを見つけて来院されました。
両側の側切歯(2番)も矮小歯のため非常に難度の高い症例ではありましたが、一日で審美修復することができました。
矯正歯科を含む他の歯科医院4件に行かれましたが、
「治療は不可能です」という診断を受けたとのことでした。
「歯を削らず」「短期間の」治療をご希望で、
当院のホームページを見つけて来院されました。
両側の側切歯(2番)も矮小歯のため非常に難度の高い症例ではありましたが、
一日で審美修復することができました。
当院のすきっ歯治療では、『ダイレクトベニア』というダイレクトボンディングの技法を使って、歯をほとんど削らずに一日で治すことができます。
この患者さんも
「まったく痛みもなく、本当にきれいにして頂きおどろきでいっぱいです。」と、とても喜んでくださいました。
ダイレクトベニアは接着力も非常に強く、他のすきっ歯を治す方法と比べても安価でできる優れた治療法なのですが、
この方法ですきっ歯を治している歯医者さんはほとんどいないようです。
知識と技術の問題もありますが、それ以前に、
「困っている患者さんを何とかしてあげたい」という医療者としての熱意がある かどうかが問題なのではないか、と感じています。
医院の経営を重視すれば、時間のかかる難症例よりも、
簡単に治せる患者さんを大勢診る方が効率が良いという判断も働くのかもしれませんが、それは非常に残念なことだと思います。