「毎日歯みがきをしているのに、なぜか虫歯ができてしまう」
「鏡でよく見ると、いつの間にか歯石がついている」
「歯ぐきがはれたり、血が出ることがある」
ちゃんと歯みがきをしているはずなのに、おかしいなあ…。
あなたも、そんな風に思うことがあるかもしれません。
どれだけ頑張っても、歯ブラシだけでは、必ず磨き残しがあります。
磨き残した箇所にはバイ菌が繁殖しやすく、
バイ菌が固まって石灰化すると歯石になり、
虫歯菌が繁殖すれば虫歯に、
歯周病菌が繁殖すれば歯周病(歯槽膿漏)になります。
私のアメリカ勤務時代の恩師、
ワシントン大学名誉教授のRoy C Page先生は、
30年以上前から「虫歯も歯周病も、本来まれな疾患である。」
と述べられ、予防の大切さを強調されています。
汚れさえきれいに落とすことができれば、
虫歯や歯周病で痛い思いをすることもなくなります!
歯ブラシ以外の『効果的なバイ菌除去グッズ』には、
デンタルフロス(糸ようじ)、歯間ブラシ、ワンタフトブラシがありますが、
私の一番のおすすめはデンタルフロス(糸ようじ)です。
私も約30年間、毎食後欠かさず使っています。
…と言うと聞こえは良いのですが、
実は、歯と歯の間に食べカス等の汚れが残っていると、
気持ち悪くて、使わずにはいられないのです。
ただし効果は絶大で、この30年間、新しい虫歯はできていません。
もちろん、歯間ブラシとワンタフトブラシも、
とても効果的に汚れを落としてくれますので、
デンタルフロス(糸ようじ)が苦手な方は、こちらを使ってみてください。
使い方が分からない場合は、医院で練習できますので、
ぜひお申し出ください。
(ちなみに、電動歯ブラシ(音波ブラシ等)は、
歯の根元を削り過ぎる危険性があるので、あまりお勧めいたしません。)