当院では、患者さんに手鏡を持ってもらい、お口の中を一緒に見ながら、
いま、口の中がどうなっているのかを確認してもらっています。
自分の目で見れば、「ああ、こんなに汚かったのか」とか、
「ああ、これば虫歯7日」ということが実感できます。
そして、治療後にはどのようにきれいになったののかを、
またきちんと鏡で一緒に見てもらいます。
不思議なもので、ご自分の目で見て実感できると
今まではちゃんと見たことがなく無頓着だったのが嘘のように
皆さんご自分の歯を大事にしようという気持ちになってくださいます。
なぜそうするかというと、本来の健康な姿に近づけるには、
患者さんご自身が気付くことが大切だからです。
大体の患者さんは、痛みや不快な症状があって、
マイナスの入り口から来られるでしょう。
でも、最後には当院に来てよかったなぁと思ってもらう。
これからご自分の歯を大事にしようという気持ちになっていただく。
それがプロとして導く、患者さんの出口になるからです。
手鏡で一緒に口の中を見ていただくのは、面倒くさいことかもしれません。
余計なことかもしれません。
病院にとっては一円の特にもなりません。
しかし、当院では、患者さんご自身に口の中を見てもらいながら、
どういう状況か、それがどうなったか、ということをプロとして
ご説明でき量にしています。
誰のためでもなく、患者さんご自身のために、とても大事なことだと思っているからです。